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10代の頃から世の中をあっと言わせるサービスや演出を手掛けてきた吉田拓巳氏(写真=小田駿一)

2011年、15歳でグラフィック・映像制作会社を設立し、「日本最年少社長」として名を馳せたセブンセンスの吉田拓巳代表。翌年、ネット上でお年玉がもらえるサービス「お年玉.me」を生み出し話題を呼んだ。

17歳の頃には、参政権のない10代がネットで疑似的に投票できるプラットフォーム「Teens opinion」を生み出し、坂本龍一氏や家入一真氏ら著名人が趣旨に共感して投票を呼び掛け、1日に数百万人が訪れるサイトになった。

DJ同様に映像を素材として音楽を表現するビジュアルジョッキー(VJ)としても活躍し、アーティストMINMIのライブでの映像演出も担当。2016年から2018年まで、東京・お台場で開催されている国民的ダンスミュージック・フェス「ULTRA JAPAN」でも映像演出をおこなう。

稀代のクリエイターといえる吉田氏は2020年を迎えた瞬間、シンガポールにいた。 シンガポールのランドマークであるマリーナ・ベイで、日本の伝統花火と共に夜空を彩ったドローンのショーを手掛けていたのだ。

花火×ドローンのコラボで成功


エイベックスが手掛ける花火ショー 「STAR ISLAND」(スターアイランド)の目玉演出。クリエイティブプロデューサー/ファウンダーの小橋賢児氏や総合演出の潤間大仁氏らとともに500機のドローンのショーを実現させ、世界から集まった50万人が熱狂した。CNNにも「世界的なカウントダウンの一つ」として取り上げられた。

ドローンはその機体が一つひとつの光となり、完全に電子制御されて夜空を飛び、光の集合体が空中でクジラや鳥、マーライオンなどのモチーフを立体的に描いた。何より花火やパフォーマンス、レーザーなどの演出を含む総合エンターテインメントショーとのコラボレーションは世界でも例をみないチャレンジで、現地では「これまでにない、初めての体験だ」「素晴らしいカウントダウン」と絶賛、スタンディングオベーションが起きていた。

文=林亜季、写真=小田駿一

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